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環境 Archive
チャニシモ
久しぶりにキューッと寒いと思ったら、茶園の上にも霜が降りていました。
茶に霜はいかんね。と心配して下さる方もいらっしゃるのですが、…、大丈夫です。
春の新芽には、晩霜が大敵ですが、冬に霜・氷が当たり前。-10℃位になると、流石に幹割れが心配ですが、冬は少々寒い方が正解です。
ヤツデの花
ヤツデの花もアップで見ると、しっかり花でした。というか、日本の花じゃないみたいです。それにしても、全体を見たときに、花としての主張が中途半端な気がするのですが。
と、この写真を撮ってるはしから、ハエが寄ってきました。どうやら、自分には感じないけど、臭いはしっかり出してるようです。
ところで、運とか金とかを掴んで離さないとかで、庭にヤツデを植えるらしいけど、…‥・。
生物の多様性
- 2008-11-23 (日)
- 環境
畑は生物の多様性が低い。
トラクターで撹拌され、草ひとつ生えていない一面土だけの所に、全く同じDNAの野菜を植えていく。とりあえず、目に見える範囲では、生物的な多様性がまったく無いといってよい。
人が物理的、化学的な力を加えなければ、草が生え、野菜が虫に食われ、多様性が増える方向へ向かっていく。これを押さえて、作物を作るのが農業。
ところが、町の人にとって畑は「自然」らしい。山の自然と畑は、かなり近い感覚のようだ。ただ、山といっても植林や二次林の事だとは思うのだが。
いずれにしても、天然と自然の存在がかなり近いようだ。
結論を早々に言ってしまうと、「人の影響を受けないで成り立った天然」と、「人が影響を与え続けないと成り立たない自然」がある。天然はその環境で最高に生物的多様性が多い状態。自然は、何らかの形で人が影響を与え生物的多様性をある程度押さえ込んだ状態。だということです。
サクラ咲く
カポック油粕

カポック油粕を反当たり120kg施肥してます。綿実油粕とも言われてますが、初めて使います。
本当は茶と相性のよい菜種油粕をふりたいのですが、値上がりでなかなか難しいのです。昨年は、小豆粕なるものをふりました。でも、このカポックも在庫限りで、もう入荷予定はないそうです。やっぱり菜種油粕にもどるのかなー。
そもそもこのカポック油粕にしろ菜種油粕にしろ、植物性のものですから植物が育つために必要な栄養素がバランス良く含まれているようです。ちなみに茶を肥料と考えた場合のその成分も似たようなものです。
肥料の基本は、畑から収穫(収奪)する生産物に含まれる栄養分の量を、最低限補わないと収支が合わないという考えです。栄養成分のほんの少しは、空気中などから取り込まれるものもあるようですが、雨水などによって地下に逃げたり空気中に逃げたりするので、収奪分より多めに施さないといけないことになります。
茶の場合、樹が育つだけなら窒素(N)が30kg以下でも足りるようですが、収奪分を考えると最低でも40kgは必要なようです。
ただし茶の場合、その旨味を出すには必要十分な窒素量に上乗せし、食べ過ぎ状態にしなければならないと考えられています。当園でも以前、品評会で入賞する茶を作るために窒素を100kg以上施肥していたこともありました。これだと、50kgほどの窒素が地下水に溶け込んでいたことになるようです。
昨今は、国や県の指導の下、50kgの窒素施用に制限するよう指導されていますが、法律で規制されているわけではないので、その実態はまちまちのようです。
一般に農地は自然と同一な見方をされているようですが、実際は違います。まだまだ現代の農業は、以前の工業と同じように公害(水質汚染など)を起こしているのが現実です。なるだけ、畑地や施設園芸が密集している地域の井戸水は飲用しない方が賢明だと思います。もっとも周りを見る限りでは、20年前と比べればずいぶん環境が良くなってきていると感じてはいますけど。
カポック油かす
輸入業者保証票
登録番号 : 輸第1104号
肥料の種類 : カポック油かすおよびその粉末
肥料の名称 : カポック油かす1号
保証成分量(%) :
窒素全量 4.5
りん酸全量 1.5
加里全量 1.5
正味重量 : 25キログラム (←ミスプリントで20kgが正解)
輸入した年月 : 2007年 12月
輸入業者の名称及び住所 :
三井物産アグロビジネス株式会社
東京都中央区日本橋本石町三丁目3番5号
季節感
- 2008-02-23 (土)
- 環境
「地産地消」や季節の食材を心がけている若い栄養士さんの話です。
年配の栄養士さんが、この若い栄養士さんが作った献立表を見たら、なんだかおかしい。…。実際には季節感が無かったらしい。「この野菜は季節外れではないか」と指摘したら、「スーパーには並んでいますよ」との応え。
そうですよね。実際に路地野菜が周りに栽培されている生活環境でなければ、スーパーに並んでいる状態がその季節と直結してしまうのも当然です。ただし、通年ほとんどの野菜が並んでいると思いますけど。
とある大手スーパーでは、棚に空きができると、「お客様がたくさんいらっしゃるのに、販売する機会が失われた」ということで納入業者の責任になるそうです。確かに、その理屈も判らないではありませんが、なんとなく……。
納入業者は、多少無理してでも棚を埋めることになります。いつでも、なんでもそろっているお店ができあがります。
自分が幼い時代には、運動会で食べるミカンは青く酸っぱいもので季節を感じていました。もっとも、それ以前はミカンそのものが出てこなかったでしょうが。ところが現在、運動会で食べるミカンはしっかり橙色で甘くなっています。まったく農業の技術の進歩もすごいものです。
季節外れの農産物を作ることで付加価値を付け、有利販売を心がけて来たのですが(なんだか公務員の言葉みたいでなんですが)、そもそも季節感が無い状況の下で付加価値もあったもんじゃ無いですね。まあ市場の原理で、品薄ならば高値が着くのでしょうけど。
浜辺をクリーン大作戦
台風で打ち寄せられた流木の山をぬって、空き缶・瓶・発泡スチロール・プラスチック・タコツボ・タイヤ等々を拾い集めたのは、地区の人やサーファー・町長・役場の職員他、たくさんのボランティアの方々でした。少しはキレイになった気がします。
それにしても、流木の処置に困りますね。本当は燃やしてもいけないし、何処かに運び出すわけにもいかないし。最近ではそのまま置いてれば砂止めになるという考えもあるらしいですが、危ないし汚いですよ。昔は薪に、皆が持って帰ってしまってなくなったらしいのですが。
かたくな
ここ2・3日やっとこさ秋らしい気温になってきたせいか、アマガエルが自動販売機に固まってました。フーッと息を吹きかけても、目がちょっと動くだけで、ビクッともしません。
このカエルは標準的な全身緑色ですが、茶畑では白っぽかったり模様があったり、結構変化に富んでます。
ワラビ (蕨)
- 2007-10-10 (水)
- 環境
10月だというのにワラビが出てきました。 美味しいかもしれない。
3月下旬からにょきにょき出始めるけど、切るとまた出てくるんだよね。というか、切らないと出てこない。先に出てきたのが大きくなって周りを覆ってしまうと次が出てこない。
それにしても、だいたい5月の連休頃までがワラビの食べ頃で、過ぎると筋は硬いし、えぐいし。ただ、お茶も通常摘まない4番茶(8月下旬)が以外とうまい。朝晩は肌寒くかんじる季節で4月の気候に似てるからかもしれない。
なんだか、今年は今頃になってそんな感じになってきました。
チョウトンボ
チョウゲンボウがやってきた
今年もチョウゲンボウがやってきました。とは言っても、姿はまだ見てないのですけど。
毎年の事ですが、茶工場の外灯の下に糞が転がっていました。多分バッタが主食になっているのでしょう、茶色の縞々な、カサカサした糞です。
もうすぐ、秋整枝の時期になります。そのとき大きな茶摘み機が茶園の中を通ると、ガサゴソとバッタがはい出てきます。そのバッタを狙い、このチョウゲンボウやホオジロが周りの電線に止まっているのです。
野鳥を見るのに家の中からだと意外に、鳥が逃げなくて観察できますが、それと同じ原理で茶摘み機に人が乗ってることはあまり気にならないようで、茶摘み機のすぐ目の前のバッタを捕りに来ます。ホオジロはともかく、チョウゲンボウが目の前に飛んでくるのは、かなりの迫力です。写真かビデオを撮ると良いのですが、自分も機械を運転しているので、なかなかそうもいかないのが残念です。今年はチャレンジしてみようかな。
駄祈念 (だぎねん)
- 2007-10-04 (木)
- 環境
私たちが暮らす鴫野地区で、「駄祈念祭」がありました。
これは、収穫のお礼と馬や牛へ労をねぎらうため、水神を祭るらしいのです。私たちの地区では、このときに鴫野棒踊りを奉納します。ちなみに鴫野棒踊りは、高鍋町の無形文化財に指定してあります。
写真手前と奥に、なにやら派手な物がありますが、笠です。子供達が皮膚病にならないよう、先んじて笠(瘡)をかぶせる、の意味らしいです。この日、朝から竹で骨組みを作り、半紙を張り、花形の折り紙を貼り飾ります。そして、唐辛子と茄子を先端に飾ります。なんだかいろんな事をぶっ込んでいるような気もしてきます。
水神を四角く囲んである藁縄は、通常の縄とは逆に綯ってあります。これは代々同じ家が綯うことになっています。
ハンヤが色とりどりです。聞いたところによると「赤黄緑白黒」といって自然界を表すそうで「火・土・草木・太陽・水(地下水)」を表すらしいのですが、さすがに黒は「ちょっと…」ということで、水の水色を使うそうです。
この祭りが大きくなるとたぶん、新嘗祭になるのだと思います。いずれにしても神事ですので、現在地区で催していますが、先には氏子が催す形になる可能性がありますね。
狐
- 2007-09-30 (日)
- 環境
キツネがいたんですけど、しばらく見てません。
6月に子ギツネ2匹と一緒にひなたぼっこをしてるのを見かて以来です。
なぜか2カ所ねぐらを作ってました。土手に横穴を掘った物と、ほとんど水が通らない蓋付き側溝です。横穴の方は低い土手で、その上が作業道になっているので、いまその上を歩くと、ボコッと足が入ってしまいます。ヤレヤレです。
宮崎では現在、ほとんどキツネの目撃情報はありません。ただ、少ない情報を集約すると、どうやら町境での目撃が多いようです。だいたい町境付近は、人家も少なくキツネが細々と生きていける場所なのかもしれません。
ただすくいなのは、前進皮膚病のままですが、何とか冬を過ごすことが出来、子供が生まれていたのが救いでした。
ツルボ (蔓穂)
- 2007-09-29 (土)
- 環境
ツルボが咲きました。堤防や土手でよく見かけます。ネギの仲間だったかな、葱坊主がぐぐっと伸びた感じです。
春先には葉っぱだけ出てきて、夏の終わり頃また葉っぱだけ先に出てきます。そして今頃、ピンクの花がかわいく咲きそろいます。夕方に、堤防を散歩すると、夕焼けモードとこのピンクでものすごく雰囲気が良いです。
たぶん彼岸花と一緒で、他の草があまり被い茂ってない時期に葉っぱを出しているのでしょうね。
ムラサキシキブ(紫式部)
- 2007-09-28 (金)
- 環境
「ムラサキシキブ」が色づきました。いつ見ても不思議な感じですよね。紫の花は自然界でもよく見かけるのですが、たいていの花はもう少し青みがかっているのかな、「ムラサキシキブ」の紫は違和感というかドキドキ感というか悪い感じでありません。
ムラサキシキブの仲間に、オオムラサキシキブ、コムラサキシキブがあります。
「オオムラサキシキブ」は、見た目もガゼン大振りだし、毛が多いのですぐに区別がつきます。
「コムラサキシキブ」は、「なんだかちょっと」というくらいの小振りさでぱっと見た目では判りません。ムラサキシキブの場合は、実の房が葉っぱの付け根(腋(えき)といいます)から出ていますが、コムラサキシキブは腋からちょと上の方(1mm位)から房が出ています。庭にあるムラサキシキブが実はコムラサキシキブだったりします。
『へたっぴんの美学』
- 2007-09-27 (木)
- 環境
『へたっぴんの美学』(今井祝雄、細川利明 著)という本に出てくる「高鍋大師」が近くにあります。御堂(上の写真・正面)だけを見ると沖縄風に見えますが、もちろん宮崎県にあります。
遠足で来た覚えもありますが、この御堂の下にトンネルがあって(現在進入禁止)、これが真っ暗だし、くねくね・ぐるりと掘ってあるし、針金をたどって通り抜けないといけなかったんです。懐中電灯をもって入ると、ゲジゲジなんかが見えて、かえって気持ちが悪いくらいでした。怖い思いをしながらここを通り抜けることが修行だということだったらしいです。
太陽がカンカン照った、音が周りに吸い込まれてしまうような、あつーい日中に行くと、異空間ぶりを存分に味わえると思います。かなりのものですよ。
詳細は「珍寺大道場」さんが詳しく取材されています。

彼岸花
- 2007-09-25 (火)
- 環境
彼岸花も終盤になりましたね。さらに寂しく見えます。
今年は高鍋では9/17頃に咲いたような気がします。彼岸にピッタリでした。
以前のブログにも書いていたんだけれど、あの彼岸花(昔からある赤いの)は、球根で増やしたものだから全国的に同じDNAをもっています。だから、一斉に花が咲きます。多少ずれていたりするのは環境の違いです。気温や日当たり、大気候・小気候の違いのためです。
彼岸花って、植えて1年目は花が咲きませんよね。結構大きいのを丁寧に植えても、なかなか咲きません。引っ越しされたって判るのかな?
トトロの小径
これは茶園の畝間です。ほとんどの方がもちろん見たことはないでしょう。こうやって、下から見るとまるでトトロの小径みたいです。撮影は冬だったのですが、暖かいのか草が結構生えてきます。除草剤を使ってないのは、もちろんです。
いったい一年間に何回ここを通るのかな。20回ぐらいかな。
万)黒木製茶
こんにちは、万)黒木製茶の園主・黒木寿雄です。
久しぶりのブログ再開で、肩をほぐしながら書いています。
さて、当園は農薬も化学肥料も使わないで茶を栽培製造しています。「農薬化学肥料不使用茶」ということになります。少しずつ減らしながら完全に不使用に踏み切ったのが平成12年ですから、7年間になりました。在来茶など半分の園は平成6年から行っていますので13年にもなっています。
よく聞かれことでもありますが、そもそもなぜ栽培方法を変えたのか。当園は全国茶品評会で農林大臣賞を頂いたくらい肥料をたくさん使い・効かせていたり、茶園の品評会で宮崎県知事賞を頂くほどきれいな茶園だったのです。ところが、茶畑の中にある井戸水が飲めなくなったのです。
お茶はもともと「百薬の長」といわれ、栄養補助食品であったはずなのに、市場で求められているのは高級感です。過剰なほど肥料が効き、緑色が鮮やかな物が求められます。品種や製造方法にもよるのですが、概して窒素成分が多いものがそうなります。
高級茶を飲んで、後味でのどにとろみを感じないでしょうか。それは苦みではないですか。硝酸態窒素の苦みではないですか。昨今は、”キャベツを食べて糖尿病になる”といわれるくらい農産物に硝酸態窒素が多く含まれているいます。牛なら早々に死んでます。
医食同源であるように、できるなら口にする物は心も身体も元気にしてくれるものを選びたいです。そして、地球を駄目にしないように作りたいものです。
尚、茶園・工場は高鍋町持田の染ヶ丘にあります。
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