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生物の多様性

 畑は生物の多様性が低い。

 トラクターで撹拌され、草ひとつ生えていない一面土だけの所に、全く同じDNAの野菜を植えていく。とりあえず、目に見える範囲では、生物的な多様性がまったく無いといってよい。

 人が物理的、化学的な力を加えなければ、草が生え、野菜が虫に食われ、多様性が増える方向へ向かっていく。これを押さえて、作物を作るのが農業。

 ところが、町の人にとって畑は「自然」らしい。山の自然と畑は、かなり近い感覚のようだ。ただ、山といっても植林や二次林の事だとは思うのだが。
 いずれにしても、天然と自然の存在がかなり近いようだ。

 結論を早々に言ってしまうと、「人の影響を受けないで成り立った天然」と、「人が影響を与え続けないと成り立たない自然」がある。天然はその環境で最高に生物的多様性が多い状態。自然は、何らかの形で人が影響を与え生物的多様性をある程度押さえ込んだ状態。だということです。 

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