
カポック油粕を反当たり120kg施肥してます。綿実油粕とも言われてますが、初めて使います。
本当は茶と相性のよい菜種油粕をふりたいのですが、値上がりでなかなか難しいのです。昨年は、小豆粕なるものをふりました。でも、このカポックも在庫限りで、もう入荷予定はないそうです。やっぱり菜種油粕にもどるのかなー。
そもそもこのカポック油粕にしろ菜種油粕にしろ、植物性のものですから植物が育つために必要な栄養素がバランス良く含まれているようです。ちなみに茶を肥料と考えた場合のその成分も似たようなものです。
肥料の基本は、畑から収穫(収奪)する生産物に含まれる栄養分の量を、最低限補わないと収支が合わないという考えです。栄養成分のほんの少しは、空気中などから取り込まれるものもあるようですが、雨水などによって地下に逃げたり空気中に逃げたりするので、収奪分より多めに施さないといけないことになります。
茶の場合、樹が育つだけなら窒素(N)が30kg以下でも足りるようですが、収奪分を考えると最低でも40kgは必要なようです。
ただし茶の場合、その旨味を出すには必要十分な窒素量に上乗せし、食べ過ぎ状態にしなければならないと考えられています。当園でも以前、品評会で入賞する茶を作るために窒素を100kg以上施肥していたこともありました。これだと、50kgほどの窒素が地下水に溶け込んでいたことになるようです。
昨今は、国や県の指導の下、50kgの窒素施用に制限するよう指導されていますが、法律で規制されているわけではないので、その実態はまちまちのようです。
一般に農地は自然と同一な見方をされているようですが、実際は違います。まだまだ現代の農業は、以前の工業と同じように公害(水質汚染など)を起こしているのが現実です。なるだけ、畑地や施設園芸が密集している地域の井戸水は飲用しない方が賢明だと思います。もっとも周りを見る限りでは、20年前と比べればずいぶん環境が良くなってきていると感じてはいますけど。
カポック油かす
輸入業者保証票
登録番号 : 輸第1104号
肥料の種類 : カポック油かすおよびその粉末
肥料の名称 : カポック油かす1号
保証成分量(%) :
窒素全量 4.5
りん酸全量 1.5
加里全量 1.5
正味重量 : 25キログラム (←ミスプリントで20kgが正解)
輸入した年月 : 2007年 12月
輸入業者の名称及び住所 :
三井物産アグロビジネス株式会社
東京都中央区日本橋本石町三丁目3番5号
