- 2008-02-23 (土)
- 環境
「地産地消」や季節の食材を心がけている若い栄養士さんの話です。
年配の栄養士さんが、この若い栄養士さんが作った献立表を見たら、なんだかおかしい。…。実際には季節感が無かったらしい。「この野菜は季節外れではないか」と指摘したら、「スーパーには並んでいますよ」との応え。
そうですよね。実際に路地野菜が周りに栽培されている生活環境でなければ、スーパーに並んでいる状態がその季節と直結してしまうのも当然です。ただし、通年ほとんどの野菜が並んでいると思いますけど。
とある大手スーパーでは、棚に空きができると、「お客様がたくさんいらっしゃるのに、販売する機会が失われた」ということで納入業者の責任になるそうです。確かに、その理屈も判らないではありませんが、なんとなく……。
納入業者は、多少無理してでも棚を埋めることになります。いつでも、なんでもそろっているお店ができあがります。
自分が幼い時代には、運動会で食べるミカンは青く酸っぱいもので季節を感じていました。もっとも、それ以前はミカンそのものが出てこなかったでしょうが。ところが現在、運動会で食べるミカンはしっかり橙色で甘くなっています。まったく農業の技術の進歩もすごいものです。
季節外れの農産物を作ることで付加価値を付け、有利販売を心がけて来たのですが(なんだか公務員の言葉みたいでなんですが)、そもそも季節感が無い状況の下で付加価値もあったもんじゃ無いですね。まあ市場の原理で、品薄ならば高値が着くのでしょうけど。
