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駄祈念 (だぎねん)

駄祈念祭-水神さん

 私たちが暮らす鴫野地区で、「駄祈念祭」がありました。

 これは、収穫のお礼と馬や牛へ労をねぎらうため、水神を祭るらしいのです。私たちの地区では、このときに鴫野棒踊りを奉納します。ちなみに鴫野棒踊りは、高鍋町の無形文化財に指定してあります。
 写真手前と奥に、なにやら派手な物がありますが、笠です。子供達が皮膚病にならないよう、先んじて笠(瘡)をかぶせる、の意味らしいです。この日、朝から竹で骨組みを作り、半紙を張り、花形の折り紙を貼り飾ります。そして、唐辛子と茄子を先端に飾ります。なんだかいろんな事をぶっ込んでいるような気もしてきます。
 水神を四角く囲んである藁縄は、通常の縄とは逆に綯ってあります。これは代々同じ家が綯うことになっています。
 ハンヤが色とりどりです。聞いたところによると「赤黄緑白黒」といって自然界を表すそうで「火・土・草木・太陽・水(地下水)」を表すらしいのですが、さすがに黒は「ちょっと…」ということで、水の水色を使うそうです。

 この祭りが大きくなるとたぶん、新嘗祭になるのだと思います。いずれにしても神事ですので、現在地区で催していますが、先には氏子が催す形になる可能性がありますね。

 棒踊りは、鹿児島から北限がこの鴫野地区まで、ぽつぽつと残っているようです。踊る際の歌があるのですが、口頭で伝わったようで、読みが同じだけど、当てた漢字が違うことが多々あるようです。

 笠は、木城町の比木地区にも残っているようです。また、以前に湯布院の「空想の森美術館」でほとんど同じ物を見たことがあります。

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